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ベクトルの向き

参議院での議論をたまに見ているのですが
質問→ ←答弁 の、本来なら向き合うべき矢印のベクトルが
もうほとんど常にねじれの位置関係にあるので見ていてイライラします

ディベートっていうのでしょうかね?
議論で何かを深めていくとか相手を説得するとかいうよりも
「勝ち」とすることのみを追求する話の仕方

その言葉を初めて聞いたのは、忘れもしない1995年
サリン事件で日本中が大騒ぎになっていた時でした。
「ああ言えば上祐」という言葉が流行りました。
あれが最初だったせいもあるでしょうが、ディベートって嫌いです
相手を負かすだけを目的とする議論って、不毛だ。

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話は変わるようで変わらないのですが
安保関連のことにアンテナが敏感になっているせいか、安保法案成立賛成派の方の意見も目にする機会があります。
大体の場合はネットで(ブログとかね)
大抵長文で、反対派に対して激しく攻撃的な文章も多く、読んでいて疲れるのでそんなにたくさんは読んでいないのですが、それでもなんとなく、賛成派の人たちの意見の方向性が見えてきた気がするので、今日はそれについて。


ものすごく大雑把にくくってしまうと、
賛成派と反対派の人、両方とも大きな不安があるから動いているのだと思うのです。
その不安のベクトル⇒が、違う方向に向かっているのだと。

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賛成派の人たちの不安⇒は、日本を攻撃したり、領土などを侵害してくる可能性のある外国に対して向けられています。
昨今はまるで軍拡に傾倒する政府を後押しするかのように(ホントに、打ち合わせ済みでやってない?って疑ってしまう)近隣国の不穏な動きが見られることもあり、このままおとなしくしていては、なめられて領土を侵害されたり、攻撃されてしまうんじゃないかということを心配している。
つまり外国によってひどい目にあわされるのではないか、という大きな不安が、賛成派の原動力です。
だからこそ、軍事的な力を拡大し、「日本を攻撃したりしたらえらい目にあうぞ」と外国に向けて言いたいのでしょう。


一方の反対派の人たちの不安⇒は、外国以前に自国の政府に対して向けられています。
政府は勝手に憲法を捻じ曲げて解釈して、強引に戦争できる国にしようとしている。このまま勝手を許してしまったら、国民の権利や自由が侵害される恐れがある。それに日本が攻撃されてもいないのに、戦争に巻き込まれたり、そのことでテロの標的となる恐れがあるぞ、と心配している。
つまり政府によってひどい目にあわされるのではないか、と言う大きな不安が、賛成派を動かしています。
だからこそ、「憲法守れ」と政府に向けて叫ぶわけです。

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双方の⇒は対立していて、お互いがお互いの敵のようにも思えてしまいがちですが、よく考えてみれば、両者とも(多分)戦争したいとは思っていない。
自国を・・・と言ってしまうと色々ややこしいからもっと引き寄せて考えますが、自分たちの権利と自由と安全を侵害されたくない、と思っている点は共通とも言えます。
つまり不安のベクトルの向きが違っているだけなのです。


熊本でデモに参加した友達に聞いた話ですが、主催者の一人が、デモ行動に関する諸注意を話している中で「挑発してくる人がいたら、笑顔を返しましょう」と言っていたそう。うん、それ大事。
無駄にお互いを敵視してにらみ合いたくないものです。
だって私たちは、平和に安全に暮らすことを望んでいる者同士なのですから。

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じゃあどうやったら両者の意見が歩み寄るか、ということについて考えてみたのですが
やっぱり今国会で強引に法案成立するのはよくないと思います。
私たちの権利と自由と安全を、外国からも、自国の政府からも侵害されないようにするためには、
まず、憲法改正について、先にちゃんと話し合って決めるべきです。


また、私見ながら法案賛成派の人と反対派の人の大きな違いのひとつに「現政権を信用しているか否か」という部分がかなりあるように感じるのですが、
政権は変わっても法律は(その後廃案にならない限り)引き継がれます
また、憲法の解釈改憲という既成事実は、その後の政府の暴走の根拠になりかねません


子供っぽい喩えにはなりますが、仮に、現政権が正義の政権だったとしても、その後、どんな悪の政権が台頭してくるかわかりません。悪の政権は、今回のような憲法の強引な解釈改憲を、自分たちの都合のいいように何度でも繰り返すでしょう。

●苦役の禁止を決めた憲法の条文を「兵役は苦役だとは書いてない」と言って徴兵制を開始するかもしれません(まあ今でもこういうこと言ってる人はいます)。
●財産権の侵害を禁止した条文があるのに「国民の財産の一部を国が管理する。これは侵害には当たらない」と言い出すかもしれません(マイナンバーで個人の預金残高まで管理するつもりらしいからね~)。
●集会の自由が急に認められなくなって、友達と集まってお茶してるだけで逮捕されちゃうことだってあり得ます。

もちろんこれらは、例えば、の話ではありますけれども。

でも、法的安定性がなくなるっていうのは、つまりそういうことです。
時の為政者の都合で、いかようにも法が変わり得るということです。
今これが必要なんだから、法的安定性なんて関係ない。とやってしまったら、私たちの権利や自由は風前の灯です。

どう考えても、これは、私たちのためにはなりません。

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今後、日本と言う国で、私たちが安全に暮らすために、軍備の拡張が大事だとか、自衛隊を国防軍として持つことが必要だとかいうならそれはそれでいいでしょう。(私はそうは思っていませんが)
それならそれで、正当な手続きを踏んで、国民投票を通して憲法改正をしてから行わなくてはいけません。

そうでなくては、自国の政府と脅威となる外国、両方が、日本国民を脅かすことになるからです。


第二次大戦の時みたいに
自国に、財産も、自由も、命も根こそぎ差し出せと言われてボロボロになって
さらに外国から攻撃されて、殺されて、ズタズタになって
外国人を殺したその遺恨を、何十年も引きずることに・・・

それでいったい誰が幸せになるの?

私たちの親世代祖父母世代がさんざん痛い目にあった後、ようやっと掴んだ平和です。民主主義です。その根拠が憲法です。
今後の日本がどういう方向を向くにせよ、憲法を守ることは、自分や家族、未来を生きる子供たちの権利を守ることです。
議論の軸をぶれさせるようなことに惑わされず、まず、憲法について、考えることが先決ではないかと思います。

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今回も長くなってしまいました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



*文中に使用したイラストは「まったりほんぽ」さんよりお借りしました。





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by vitablommor | 2015-07-31 08:45 | ひとりごと・日常 | Comments(0)

遅刻!

おはようございます。
いきなりですが、委託でお世話になっている富士市のSEISHINDOUさん
今日からサマーイベントです。(~8月2日)
雑貨全品10%OFF(作家ハンドメイド品除く)
イベントに合わせて委託作家さんたちの作品も数多く並びます(多分)
熱中症対策+紫外線対策を万全に、ぜひお出かけください。


で、私ですが。

数少ない作品を(ごめんなさい。今回ボツ作品が多くて全然数作れず)
昨日までに送るつもりが間に合わず
ちょっと遅れての参加となりそうです(mihoさん、ホントすみません)
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ワークショップで作ったシロツメクサ、気に入ったので葉っぱをつけて小さなブローチにしました
夏素材の帽子と相性がいいです(帽子は市販品です)

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もはや定番の形
コットンオーガンジーで作った優しいピンクの花

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帽子とリボンは市販のものです
黒いリボンのハットをお持ちの方は、こんな風につけていただくとしっくりなじみますね
黒と紺のリネンガーゼで作った小さなあじさいブローチ


お手に取っていただけたら嬉しいです。
今回は、気軽に使っていただける、シンプルかつリーズナブルな花をと思って作りました。

ご縁がありますように





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by vitablommor | 2015-07-29 08:47 | コサージュ | Comments(0)

やっぱり今日も言わせて

すみません。そろそろハンドメイド記事もアップしたいところなのですが、ちょっと気になったのでやっぱり書かせてください。

ネット上をウロウロしているとき、偶然なんですが、安保法案に反対する人たちに対して「何もわかってないくせに野党やマスコミに煽られて感情だけでものを言ってる××(←自粛)ども」といった記述をしているブログを見つけまして
その挑発的で攻撃的な物言いにイラついたとか、俺はわかってるんだぜ、と言いたげなブログ主さんが、本当に何をそんなにわかっているのかしら?と思ったりしたという私の個人的な感情はいったん置いておくとしても、

「何もわかってないくせに物を言うな」という論調について、
ちょっと待った――――!
と申し上げたい。


知識がなくとも(もちろん少しずつでも知る努力は要るとして)

今まで政治に関心がなかったとしても

選挙に行ってなかったとしても(未成年含め)


今回の法案に対して物を言う権利がない日本国民はいません!

法案が成立してしまえば、誰に投票した人もしなかった人も、知識人も知識がない人も、与党支持者もアンチ与党の人も、皆等しくそれが引き起こす結果を引き受けざるを得ないからです。

むしろわかってないなら「わからん!」「わからないうちに勝手に進めるな!」と言ったっていいはずです。


こんなこと言うまでもないことかもしれませんが、実を言うとこれを書いている私が、その「わかってないくせに」という言葉に、少しギクッと怯みそうになったので。真面目で善良な人ほど(おほほ)、こういう言われ方をしたとき、物が言えなくなってしまうのではないかと危惧したので書きました。

でも考えてみれば、今までの政治の流れ、国際情勢、経済への影響、諸外国の思惑などなど、本当に全部わかってる人なんているか?!って話です。
「わかってないくせに」って言ってくる人も絶対わかってない。むしろ「俺はわかってる」と思っている分だけタチが悪いです。

なので、怯まないで、自分が正しいと思うことを言いましょう。


あとひとつ

中国の油田開発に関して
昨日、日本政府が今まで撮りためた写真を一挙大公開しました。
油田というより、軍事的な拠点にするつもりでの施設建設であるとの見通しがあるそうですが、今までずっとわかっていながら相手国に対して抗議も何もせず、写真だけ撮りためておいて昨日のタイミングで発表したあたりに、中国脅威論を強調し、安保法案反対派をけん制しようとする狙いも透けて見えます。

でも、これもずっと混乱のもとだったのに整理して話してくれる人をあまり見かけない気がするので言いますが
中国怖い、攻めて来たら困る・・・って話は、個別的自衛権の話であって、集団的自衛権の話ではありません。
ゆめゆめ騙されることなかれ!



友達が殴られていたら助けないのか、とか
友達の家が火事なのに消火を手伝いに行かないのか、とか
総理が出していたたとえ話は、どれも適切ではないと私は思う。

無理やり例のアベクン、アソウクンでたとえ話をするならば

喧嘩の強いアソウクンに
「トモダチだろぉ~?一緒に行くよな?いつも守ってやってるじゃん」って言われて断りにくくて、自分が喧嘩売られているわけでもないのに『トモダチ』の喧嘩に参加するアベクン

って話じゃないでしょうか。

うわわ・・・この二人、絶対友達じゃないよねーー;
ああ、アベくんがいいように利用されてボッコボコにされる画が目に浮かびます(涙)


たとえ話では個人の話ですが
現実でひどい目に合うのは「アベクン」ではありません。
ていうか実際の安倍さんは、都合が悪くなったらまた入院でもされるんじゃないでしょうか。前があるから、ついそう思っちゃいます。
何も責任とらないで。
以降の内閣に、権力が憲法を無視できるよっていう迷惑な既成事実を残して?


今、私たちが本気で動かなければ、「アベクン」=「日本国民」になってしまいます。

というわけで、これもまたネットで偶然見つけた元自衛官の方のお話をリンクして、この記事を締めます。
自衛隊の現場にいた人の話だけに、すごい説得力です。ぜひ読んでください!


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by vitablommor | 2015-07-24 09:47 | ひとりごと・日常 | Comments(2)

思うことを徒然に

おはようございます。
3連休が明け、梅雨も明けましたね。
もう夏休みに入っている学校もあるのかな?
本格的な夏の到来です。今年も熱中症に気をつけつつ、かつエアコンに頼りすぎず、元気に夏を乗り切りましょう。
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梅雨の間、あんなに恋しかった青い空。ここ数日は「もうちょっと曇ってくれてもいいよ」と思ってる。勝手なもんです。


さて、連休中に前↓記事をお友達がSNSで拡散してくださったおかげで、記事アクセスが普段の4~5倍にもなっていました。SNSの影響すごいな!拡散してくださった方、ありがとうございます。

この連休中は、ニュースでも意外に安保法案関連以外のものが多かったですね。
新国立競技場の計画白紙撤回、という策が(多分、狙い通り)注目を集めたのもありますし、他にも事件や災害、事故など、色々ありましたもんね。

そして、ちょっとあの話題に疲れちゃう時期でもありますよね。

新聞各社を見ても(って、実際読み比べしたわけではないです。ネットニュースです。すみません)、賛成だー反対だーって、それぞれの意見があって、それがまたさすがに頭のいい人の書く文章だけあって、論としてはまとまってるんですよね。そりゃ混乱するわ!

そんな中、yahooニュースでたまたま見た産経新聞と東京新聞の7月17日の社説が対照的でした。一部を抜粋して紹介します(リンクも貼っておくので全文読みたい方はクリックしてくださいね。割と短いです)

『一部野党が「戦争法案」と情緒的な反対を訴えるなかで安全保障関連法案の採決に踏み切った与党側の判断は、国際情勢を考えると正しい。最後は多数決で決めるのが民主主義だ(産経新聞)

『自民、公明両党は2012,14衆院選と13参院選で勝利した。その数の力を背景に、反対論を封じ、選挙で選ばれた自分たちの判断こそ、正しいといわんばかりの態度だ。(中略)とはいえ、有権者は選挙で「白紙委任」をしたわけではない。それぞれの政治家や政党を選びながらも、熟議を通じてよりよい政策を作り上げてほしい、というのが国民の率直な願いのはずだ。
選挙ですべてが決まるのなら、議会で議論する意味はなくなり、議員は多数決マシンと化す(東京新聞)

どちらに共感されますか?


私としては東京新聞の社説の方に「そうだー!」の声をあげたいです。

ずっと思っていたんです。与党による強行採決になったけれど、与党議員一人一人の意見は実際の所どうなんだろう?と。
特に公明党なんて「平和の党」を標榜してるのに、これでいいと思っているのかな?と。
議員さん、みんなちゃんと考えてるのかな?意見、ちゃんとあるのかな?党の言うとおりに立ったり座ったりするだけの木偶人形なら、130万円近い←Σ(゚口゚;)月給を税金から支払う意味がない。全員が全員、安保法案必要。強行採決で行こう!と、自ら考えた上で納得し、行動したのかな?
・・・というのを駅前で演説している地元出身与党議員を見かけたら詰め寄って聞いてみたいと思っていたんですが、自民公明両党は当面街頭演説をしないそうです。あっれ~?丁寧な説明はどうした?!

衆議院の方達、地元に戻っておられる時期ですので、機会があれば皆様も、一議員としてどう考えどう行動したのか、今後はどうするつもりかを聞いてみてください。地元議員への有権者の意見が、一番ダイレクトに響くと思います。
フェイスブックやツイッターやってる議員さんも多いようなので、そういうのを見てみるのも一案かと。


その手がどうか銃などにぎりませんように…。世界中のこどもたちから平和をうばわないで…。
母の子への愛情は万国共通。
戦後70年、平和への願いをこめておくる絵本。(amazon 書籍内容紹介文)


抑止力論を言いたい人は、こういうのを感情的だとか情緒的だとか言ってバカにするんですよね。
でもこういうことを軽視していいの?幸福って結局は感情的で情緒的なものじゃないですか?それを物質的金銭的なものに変換しようとする(利権優先で動こうとする)ところから、世界中の格差や不幸は始まるのではないかしら?


そういえばこんな歌もあった

それほどに戦さがしたい男らよ 子を産んでみよ 死ねと言えるか
                          中村文子

中村文子さんは沖縄の平和運動の母と呼ばれた方です。
戦時中、教師として教え子を戦場に送ったことを強く後悔し、もう二度と教え子を戦場に送らない、若者よ銃を取るな、との思いで2013年に亡くなるまで平和運動に尽力されたそうです。

戦前は女性には選挙権も何もなく、男たちの決定に文句も言えなかったわけだけど、今は女性に選挙権(参政権)があります。男女同権万歳。
女性が政治に口出しする権利がある以上、戦前みたいなバカな世の中には、女の意地と矜持をもって戻させないことが大切って思います。


なんだかまとまりがなくてすみません。
色々言いたいことはあって、でもいっぺんに伝えようとすると無理があるので、これからもちょこちょこ少しずつ綴っていきます。
そして普通の生活のことや手作りのことも書いていきます。
ゆるく、でも諦めずに、続けていきます。





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by vitablommor | 2015-07-22 09:38 | ひとりごと・日常 | Comments(0)

やっぱり書かずにいられない

えー、このブログのジャンルは『ハンドメイド』ブログ、および『日常』ブログです。
なので、日々の生活やその中で作ったもの、楽しかったり美味しかったり面白かったりする出来事を中心に、遠くの友達に手紙を書くようなつもりで文章を綴っています。

そうなんですが、私が普通に普通の幸せな平穏な日々を送るために必要と思う要件は、数え上げると「こんなに?!」というくらいたくさんあって、それらが脅かされているということは私にとって本当に緊急事態。エマージェンシーもいいところなので、ちょっと硬い話になりますが、『日常』の延長と言うことで、書かせていただきます。


私は九州で生まれて、今、静岡に住んでいます。その間、何度か引っ越しをしましたが、どこに住もうがそれは自由でした。
私は女性ですが、男性と同じように教育を受ける機会を与えられました。何を学ぼうと、それを制限されることはありませんでした。
そして女性だからダメだなんて言われずに、自分が選んだ職業に就くことができました。親の身分がどうだからこの仕事には就けない、なんてこともありませんでした。
こんなの当たり前のことですが、なんで当たり前かって言うと。これらを憲法が保障しているからです。
 →居住、移転および職業選択の自由(22条)、学問の自由(23条)、教育を受ける権利(26条)、法の下の平等(14条)

私はお寺にご先祖様のおまいりに行ったりしますし、とはいえ教会に行くこともあれば神社に行くこともあります。でもじゃああなたの宗教は?と言われると「はて?」という感じなのですが、それは私の自由。どんな神様や仏様を信仰しようと、それを制限されるいわれも、押し付けられるいわれもないです。他人や社会に迷惑を掛けない限りはね。
だって信教の自由は保障されていますから。憲法でね。
 →信教の自由(20条)

こんな感じで日々好き勝手なことを綴っているこのブログですが、私が勝手な考えを述べることによって、急に逮捕されたりしません。よかったわ~。
同じように私が友達と何人で集まろうと、そこで何を喋ろうと自由です。
そして、デモに参加するのも自由。そこで大暴れして何か問題を起こしたというならともかく、デモに参加したからと言ってそれが罪に問われることはありません。
 →思想及び良心の自由(19条)、集会、結社の自由、言論、出版、表現の自由(21条)

そう、もちろん私たちは、理由もなく逮捕されたり、弁護士もつけられずに裁判で一方的に断罪されることもありません。もちろんお上によって拷問されたりもしない。当たり前だよ、そんなん怖すぎ!
でもこれらを保障しているのは憲法(31条~38条)なんです


意外なくらい、私たちの当たり前な暮らしの中に、憲法の後ろ盾があるのです。

憲法は、『天皇または摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ』と定めています(99条)。
いろんな法律(民法とか刑法とか)の中で憲法が異質なのは、これが国民に対してというより、権力に対して効力を持つ法だという点です。よく言われるように、権力の暴走を縛るための法律なのですね。


昨日、所謂安保法案が衆議院を通過し、これから参議院での審議に移ることになりました。
安保法案に関しては、絶対反対の人、賛成の人、よくわかんないと言う人、色々な立場の方がおられると思います。
なのでここではその法案の中身のことや、それ自体の善し悪しについてはあえて触れません。

私が最も問題だと思うのは、この法案が明らかに憲法に違反しているにもかかわらず、憲法の改正要件である国民投票に基づいた方法を取らずに、与党の強引な採決によって衆議院で可決されたことです。

権力が、憲法を無視し、破壊し始めたということです。

こういうこと(国会議員が、自分たちの都合のいいように勝手に憲法を歪めたり、無視してしまうこと)が可能になってしまうとどうなるか、何がまずいかっていうと、
上にいくつか挙げたような私たちの自由が、いつ何時、権力によって奪われるかわからない、ってこと。
言論の自由も、思想良心の自由も、「そんなの無し無し!はい、多数決で可決!」ってやられかねないってことですよ。

下手をすれば、
言論弾圧(もうその兆候はありますよね)
不当逮捕
など、恐怖政治へと転がっていく可能性があります。

「まっさか~、大げさ」と笑われるかもしれませんが、可能性ゼロだと言い切れるでしょうか。
だっていろんな情報隠し放題なので(秘密保護法)、マスコミも伝えてくれなくなるし、知らない間に色々決まっていた、根拠は秘密、ってことにもなりかねないのです。
実際、自民党が先に示した憲法改正案には、権力を縛るための憲法から、権力が国民を縛るための憲法に変えて行こうという意図が見られる部分が多々あります。

民主主義、立憲主義の崩壊って、本当に本当に怖いことですよ。

憲法11条では、『国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、犯すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる』とあります。
素晴らしい!日本の憲法素晴らしいと思いますよ。押しつけ憲法だとか何とかいう人もいるけど、そういうのどうでもよくない?確実に私たちのためになってるよ。ありがたいよ。
そしてそのすぐあとの12条にはこんな風にあります

『この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。』

自由と権利の保持には、努力が必要です。
声をあげていきましょう。
じゃないと怖すぎるよ。
最近小さい子や若い学生たちを見ると、大人として申し訳なくて涙出そうだよ。

小さな声でもいいんです。
小さなつぶやきでもいいんです。
「まっじめー」と茶化されたり
「小難しい話題、つまらない」って嫌な顔をされたり
「政治思想持ってるアブナイやつ~」なんて言われたりするかもって、
怖いですよね。恥ずかしいですよね。私もです。

でも、「笑われても、怖わぁても、恥ずかしうても、おかしいことはおかしい、あかんことはあかんって言わなあかん」。
(朝ドラ『ごちそうさん』 めいこのセリフです。私はあの会長の下にありながら、ドラマとはいえこのセリフを言わせたスタッフと脚本家を密かに賞賛しました。)

私は、そう思います。




The future depends on what we do in the present.

未来は、「今、我々が何を為すか」にかかっている。


- Mahatma Gandhi (ガンジー) -


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by vitablommor | 2015-07-17 10:21 | ひとりごと・日常 | Comments(4)

読んだ本を少し

前の記事に書いたので、最近読んだ本の中から一部おすすめのものをご紹介させてください。

まずはエッセイから

オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)

能町 みね子/文藝春秋

言葉尻とらえ隊 (文春文庫)

能町 みね子/文藝春秋

『雑誌の人格』というコラムが好きで、気になっていた人、能町みね子さん。
最近は『ヨルタモリ』『くぼみねヒャダこじらせナイト』など、テレビで見かける機会も多く、なんとなくですが声の質(ちょっとくぐもり気味な)が自分と似ている気がしてその点でも気になっていた人だったのですが、元男性だなんてつい最近まで知りませんでした。

『オカマだけどOLやってます。』は、ご本人がまだ戸籍上も身体上も男性だった時に、いかにして女性としてOL生活を始めたか、そしてその後いかにOL生活を送っているかという話です。

オトコの人がOL? どれだけ見た目が女性っぽくても、入社するなら住民票などの提出書類でバレないはずはないのにどうやったんだろう???などの疑問は読めば納得でした。
文章も読みやすくて面白かった。

ので、『言葉尻とらえ隊』も買ってみました。
文章の冴えっぷりはこちらのほうがより際立っていて、読みながら「そうそう!」と膝を打ったり、なんだかモヤモヤするな~と思っていた言葉たちについて「もやもやの原因はこれかー!」と気づかされたり、はたまた自分が何の気なしに使っていた言葉について鋭い考察がされていて「うわー・・・」と青ざめたり。
日頃何気なく使っている・使われている言葉について、その裏にある心理を的確にギュッと掴んでバッサリ斬る。なんとも痛快なエッセイでした。
この人頭いいなー・・・って思ったら東大出身なんだって。あ、納得。


漫画も沢山読みましたが、その中でおススメはコレかな~。

銀のスプーン(1)

小沢真理/講談社

イケメンで性格も良くて頭も良くて料理上手・・・という主人公。
いやいやいや、何それ。いくらなんでも都合よすぎでしょ、、、てなことが、途中から全く気にならなくなって、むしろリアリティを感じさせる人物造形に惹きこまれました。
主人公の家族や親せき、友人、主人公の弟妹の友人まで出てきて、それぞれの物語が展開されるので、とにかく登場人物が多いのですが、一人一人がすごく丁寧に描かれていて、モブっぽいキャラでさえもその人物の人柄が絵からにじみ出ています。
どんなお話、というのを説明するのが難しいのですが、読んで損なし、と思います。
『3月のライオン』とか好きな人なら、多分これも好きだと思います。

最後に小説
帯文には『ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。』とあります。

短編集なのですが、それぞれの物語が少しずつ関わりあっている、という構成。
ヒーローもいないし、大事件も起こらないのですが、ひとりひとりが起こした行動が、他のだれかに小さな奇跡を起こし、また次につながっていくという、伊坂さんらしい、小さな希望で心が温かくなる物語でした。
小さな、幸福な奇跡の循環
そういうものにつながる行動を、私もしたいな、と思いました。



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by vitablommor | 2015-07-14 11:15 | 本・CD・DVD | Comments(0)

近況

展示会が終わってボーっとしていたら、いつの間にか7月

この間に私がしたことと言えば、

寄せ植えのワークショップに参加したり
よそのお家の花を愛でたり
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美味しいものを食べに行ったり(irodoriさん)
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展示会を観に行ったり(soraさん 髙里千世さんとgivernyさんの展示 ~今週木曜まで)
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足の指にはめて歩くだけで痩せる!という夢のような足指パッド(←本屋さんに売ってるやつ)を購入するも、シリコンにかぶれてかゆくてたまらず2日で挫折したり
ジム通い再開しようと思いながらしなかったり
なんか気が付くとついつい食べていたり・・・


あとは、映画を一本観て(海街Diary)
字の本を15冊くらい読んで
漫画を50冊くらい読んでました

そうこうしているうちに夏風邪をひいてしまい
ティッシュを大量消費

幼いころ、鼻水は脳みそが融けたものだよ~と姉に吹き込まれ、怖くて号泣したことを思い出す
調子悪くて寝てばかりいたせいか、今日は腰が痛いです
ぎっくり腰的に痛い・・・ヤバい。。。

そんな日々


読んだ本については、また後日書きますので、よかったらまた見てやってください。





おまけ
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by vitablommor | 2015-07-07 18:00 | ひとりごと・日常 | Comments(2)