2018年 10月 09日 ( 1 )

人生相談

ふと思ったんですが、よく言う仕事の「ホウ・レン・ソウ」ってあれ、報告・連絡・相談ってやつ。
あれの報告と連絡ってわける必要ありますかね?報告でまとめちゃってよくない?
なんか「ほうれん草」にしたくて無理やり「レン」ぶちこんでない???

ということを洗濯物を干しながら今朝思いました。


お悩み相談本をね、最近読んだんですわ。

悩み相談本って、実は私、結構好きかも知れないです。
思い返せば朝日新聞(だったか?)に連載されていた『中島らもの明るい悩み相談室』が好きでした。
ジェーン・スー『相談は踊る』も、雨宮まみ『まじめに生きるって損ですか?』も、吉本ばなな『人生って?』も、全部好きで所蔵しています。どれもとてもいいんです。
私自身は誰かに悩み相談をすることはあまりないし、お悩み相談の回答を私自身の何かに役立てようと思っているわけではないのですが、なぜかついつい読んでしまうんですよね。新聞、雑誌の相談コーナーなんかもそういえばよく読みます。
お悩み相談ものって、回答者の世界観人生観とか人生経験とか、器の大きさ懐の深さとか、あと自分をどれほど偉いと思ってるかとか、いろんなものが否応なしに透けて見えてしまうので、そこが面白いのかもしれません。

そういう意味では以前こちらで紹介した『子供はなぜ勉強しなくちゃいけないの?』って本は、思い返せば興味深かった。
回答者は著名ないわゆる有識者の方ばかりなんですが、回答内容を読むと「うわ~、つまんねー!」ってものも実はあって。
まあこの質問自体がもう使い古され感があって難しかったのかもしれないし、一つのことであまり判断してもいけないかもしれないけど、やっぱりそこでつまらない回答を出す人のことは、ああこの人つまらない人だなって思ってしまいました。偉そうだけど。

私は普段からぼーっと生きているし、人生経験も(年数の割に)少ないし、人生の振り幅も感情の振り幅も大きい方じゃないので、色んな人生経験をしてきて、悩んだり傷ついたりしながら沢山色んなことを考えて生きてきた人の、私なんかには思いもつかない角度からのものごとの見方にハッとしたり、「おお!」と呻ったりしたいのです。そうして今までなかった視座を身につけたいわけです。多分。これは悩み相談本だけじゃなくて、読書全体に期待することでもあるのだけれど。

そうしたわけなので、昼は普通の営業係長、夜はオカマ(女装ではない)として、私とはまるで違う世界に生きているBSディムさんの回答はいかに?と期待して読みましたが、意外にも?回答はどれもまともなものばかりでした。
まえがきに「オカマは異性愛者にはない人生経験を積んでいて、男女両方の気持ちを理解してくれて、ウィットに富んだ返しと豪快な毒舌で溜飲をさげてくれる……そんなイメージから、オカマに相談を持ちかけたいという相談は後を絶たない」けど、「多くの人間が凡人であるように、多くのオカマもまた、凡人なのよ」とありました。
オカマさんだからさぞかし…という私の期待は、ある種のLGBT差別だったかも…と気づかされました。すみません。
あと、この本はサブタイトルで「オトナのためのお悩み相談」とありますが、大人よりもむしろ10代20代の若い人に沁みるんじゃないかと思います。
相談者もそのくらいの人が多いし、「友達のSNSでの幸せアピールに腹が立つ」とか、大人にはもうどうでもいいでしょう?
BSディムさんももう30代の大人の方なのですが、こういう若い悩みに親身に答えていらして、多分心根の優しいいい方なんだなあと、そこはすごく伝わってきました。



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by vitablommor | 2018-10-09 10:29 | 本・CD・DVD | Comments(2)