<< やさしさに包まれたなら・・しい... 生きのびるための知恵 >>

田舎で生きるということ

生まれてから18年、超ド級の田舎に暮らしていたので、都会の人が田舎にIターンとか、定年したら田舎暮らししたいとか言ってるのが信じられない!というのが率直な気持ちです。
田舎のひとだから心がきれいで親切、とは限らないし、空気はきれいだけど虫も多いしイノシシも出る、同じ仕事でも都会と田舎じゃ時給が全然違うし、物価に至っては案外田舎の方が高かったりする(家賃は別)。
田舎なんて、田舎なんて暮らしにくいんだよぉぉぉぉぉ・・・・と、思っていましたが、それも人によるのかもしれません。

a0213793_15481990.jpg
まつざきしおりさんが、都会でのOL生活で身も心も疲れ果てて移住を決めた直島は瀬戸内海の小島。最近ではアートの島として有名で、観光客も大勢訪れる場所のようです。
そんなアートの島の古民家カフェに転職なんて、まあお洒落。しかも職場の同僚女子と古民家シェアハウス、あら素敵。

字面だけ見るとおしゃれ感満載、夢の島暮らしですが、その実、住居である古民家は古民家というよりあばら家と言った方がよさそうなボロさで、でっかい蜘蛛は出るし隙間風はすさまじいし、夜になると近所にイノシシも出るようなかなり本気度の高い田舎であるらしい。島なのでネット通販を利用しようにも送料がバカ高いし、カフェ仕事の時給も安い。島民は親切でやさしいけれど、誰と誰が付き合ってるだのの噂話は光の速さで伝わるし、しかも根も葉もない噂も飛び交いがち・・・。観光地化されているとはいえ、私の知っている「田舎」の要素がいっぱいのこの土地で、しおりさんは確実に根を張り、今までの都会暮らしでは見つけられなかった自分の居場所を見つけていきます。

田舎を出たくて出たくてたまらなくて、大学で実家を出て以来、都会での会社員生活がどれほど辛くてくたくたになろうとも、絶対に田舎に帰ろうとは思わなかった私でさえも、直島の風景やしおりさんと島の人たちの交流の様子を見ていると、「こういう所でこそ人は人間らしい暮らしができるのではないか(しかもカフェもあっておしゃれだし)」というなんだかドリーミングな気持ちがむくむくと湧き上がってきます。

とはいえ本気の田舎を知る私。都会の生活でボロボロになった時、島に移住しようという決断をできてよかったねえ、と、しおりさんの行動を言祝ぎつつ、徒歩圏内にコンビニがある暮らしをこれからも続けたいと思うのです。






[PR]
by vitablommor | 2018-02-05 17:46 | 本・CD・DVD | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< やさしさに包まれたなら・・しい... 生きのびるための知恵 >>