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本のはなし

面白い本が目の前にあるとなると、
時間がなくても、仕事があっても、目の前に人がいても、
夕飯の支度中のお湯が沸くまでのわずかな時間、
洗濯物を畳みながら、
階段を上りながら、
どうしてもどうしても、一気に読み終わるまで止まらない。
という、たちの悪い癖を、昔っから抱えています。。。

そんなわけで、丸一日かかって一気に読んでしまいました。ああ。。。

ソロモンの偽証 第II部 決意

宮部 みゆき / 新潮社


ソロモンの偽証 第III部 法廷

宮部 みゆき / 新潮社


第一部は、色んな人の悪意や憎悪がいっぱいで、悶々としながらと読み進めましたが、二部以降はその種のストレスはほとんどなく、読むほどにぐいぐい引き込まれました。
中学生の登場人物が多くて、憶えきれなくなるかな?と思ったのですが、宮部さんの描写は巧みで、途中からははっきりと、一人一人の顔が見えてくるようでした。
みんな中学生にしては大人びすぎているのですが、高校生って設定にしちゃうと、こんな風に玉石混淆の子供たちが同じ学校ってことにはできなくなるから、設定は中学でなければいけなかったんだろうな。。。

読み終わって、すっきり。
宮部さんの小説の好きなところは、人間の弱さや狡さを描きながらも、人間の奥底にある強さや正しさ、温かさを、書き手自身が信じていると感じられるところです。


そして、昨日ではないけど最近読んで面白かったもう一冊の本

64(ロクヨン)

横山 秀夫 / 文藝春秋


面白いって評判を聞いてはいたのですが、前半はあんまり・・・かな、と思ったんです。
ところが後半になって、一気に面白くなりました。
最終局面の臨場感!すごかったです。


スゴイ本を読んだ後は、現実に戻るのに時間がかかります。
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by vitablommor | 2013-07-19 12:25 | 本・CD・DVD | Comments(2)
Commented by ねこねこ at 2013-07-19 22:43 x
私もその悪い癖持ってますよ~
一気にいきたいんですよね!
よく「ご飯は~?」と言われつつもあと少しだから!とがんばっております(笑)
blancaさんの書評は的を射ていて好きなんですよね。
そうそうとうなずきながら読んじゃいます。

「名もなき毒」のドラマの主人公小泉さんは宮部さんのご指名だとか…
ちょっと意外だったんだけれど次回見てみようかと思ってます。
杉村三郎シリーズ完結編「ペテロの葬列」の新聞連載もあと少しで終了となり、楽しみがまたひとつ減ってしまう~(涙)
Commented by vitablommor at 2013-07-20 14:48
ねこねこさん 
ねこねこさんも読書中毒仲間でしたか!嬉♪^^
そう。一気にいきたいんです!
書評ってほどのことは書いてないですが・・・f^^; 共感していただけて嬉しいです。

「名もなき毒」、実は見たことないんですよね。
主人公、私ももう少し落ち着いた感じをイメージしていたので、小泉さんはちょっと若いかな?って思ったのですが、多分実際の年齢的にはぴったりなんですよね。
30過ぎのジャニーズアイドルが普通になった昨今、どの俳優さんも若く見えちゃって(あれ?年のせい?)、小説の実写化のキャスティングで「あれ?」って思うこと、多いです。
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