4月に結婚式に列席すると言う方から、お子さんの胸につけるコサージュを、とのオーダーでお作りしました。
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あ、5つも作ったわけじゃなくて、以前に作ったコサージュもついでに一緒に撮影しています^^;

オーダーのためにお作りしたのは画像の中央にある3つ。
4月の式に合わせて、4月の花、ハナミズキを使ってほしいというリクエストにお応えして作ったものです。
ハナミズキ、初めて作ったので、型紙の作成からコテの当て方など、画像で花姿を検索してにらめっこしながら試行錯誤。4枚花弁でわりと簡単に作れそうな気がしていましたが、結構苦戦しました^^;
3種の中からお選びいただいたのは、一番シンプルなコサージュ。

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とってもおしゃれに着けてくれました。うれしいなあ(*^ー^*)
当日がよいお天気に恵まれ、幸せあふれる結婚式でありますようにお祈りいたします。

ちなみに彼が着ているスタンドカラーのシャツはSAKUYAさん製作のリネンシャツ。とっても着心地がよさそうです。



さて、コサージュ作りをしていることをこうしてブログに書いたりしていると、ごくたまにですが「私も作りたいのですが・・・」とご質問を受けることがあります。
私もどこかで正式な作り方を習ったわけではないので、「えっ?私に聞く?」と戸惑ってしまいますが、自分で作ってみたいけど作り方を誰に聞けばいいの~?と思う方の気持ちもよっくわかります。私も同じなので!
ですので、聞かれた時は私がこれまで参考にしてきたおすすめの本をご紹介していました。

染色などをせず、リネンやコットンで花を作っていた時期には、私が最初に買った文化出版局のこの本を

いますぐ作りたいコサージュ

文化出版局(編集)/文化出版局

布花用のいわゆるアートクロスを染色してお花を作るようになってからはこちらを(あ、これも文化出版局だ)

コサージュの本 ふだんの花からエレガントな花まで40スタイル

アトリエ染花/文化出版局

これまでご紹介してきましたが、この春出版されたutopianoさんのこちらの本がかなり素敵なので、今後もしおすすめ本を聞かれることがあったらこちらをご紹介すると思います。

布花標本 布で作る20の植物とブローチ

utopiano/グラフィック社

utopianoさんは大人気の布花作家さんで、本物と見紛う美しい作品を見ているだけでもうっとりなのですが、ワークショップも開催されている方だけに、教える人としての経験が解説に活かされていて、写真付きの作り方ページはかなり丁寧でわかりやすいです。

私は、なんか自己流で10年位やっているうちにそれなりに自分の製作スタイルのようなものが出来てきていたのですが、この本には「あっ、そうすればもっとよくなるんだー!」と参考になる部分が多々ありました。
ご自身が長年かけて育んできた技術やコツをこんなに披歴するのは惜しくなかったのかな?ってちょっと思ったくらいです。

布花初心者の方は、染色で結構つまづくのではないかと思うのですが(それは私~)、これについても書かれています。
お料理本とは違って、何を何グラム、とまでは書かれていないので、そこは自分で試行錯誤していくしかありませんが(布花の染色って1g以下、耳かき1杯の半分より少ない微量な分量で混ぜ合わせたりするので、ちょっと書きようがないと思う)、使ってある色を使う分量の多い順に書いてあるので、実験感覚でやっていくうちに自分の塩梅が出来てくると思います。
染めはハードルが高い、って場合は、染めないで白い花を作ってみてもいいんじゃないですかね~?白いあじさいとか可愛いし。シロツメクサなんてそもそもが白だし。

utopianoさんとは、沼津のweekendbooksさんで展示会をされたときにお会いしてお話もさせていただいたのですが、お花に対する愛情に満ちたまなざしの深さと知識の豊富さ、それを布花にするための繊細なこだわりには感銘を受けたものです。
そんな、いい意味での強いこだわりが詰まったすてきな本で、すごいなあ・・・と感動したのでここでご紹介させていただきました。

あ、一応付け加えますが、一度お会いしただけでその後はほぼお付き合いもないですし、頼まれたりとか何らかの目的で宣伝のために書いているとかいうことは一切ありません。

布花作りの教科書をお探しの方にはおすすめです。



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# by vitablommor | 2017-03-23 10:07 | コサージュ | Comments(0)

鎌倉本 (訂正あり)

おすすめされて、小川糸さんの『ツバキ文具店』を読んでみました。

ツバキ文具店

小川 糸/幻冬舎

小川糸さん、『食堂かたつむり』を以前読んだことがあります。
映画化されるなど評価の高い話題作でしたが、私にはあんまりピンとこなくて(ファンの方すみません、個人の感想です)、それ以来、小川糸さんの作品に触れることはありませんでした。

本作も『食堂かたつむり』も、自分をあまり愛してくれなかった(と本人は思っている)亡くなった祖母(『食堂・・』では母)に恨みやわだかまりを残しつつ、諸事情で実家に戻ってお店をオープンした主人公の女性が、自分の仕事でお客さんに幸せを提供していきながら、そのことで自分の生き方に自信をつけると同時に心の傷も癒されていき、また徐々に祖母(母)の内面(自分が愛されていたということも)を知っていくというお話。テーマとしてはほぼ同じと言えると思います。

でも『ツバキ文具店』は私にも面白かった。

どこが違うのかな~?と考えたのですが、それをつらつら書いてもなんだか『食堂・・』の方をディスってる感じになってしまうのでやめておきます。単なる好みの問題でもあると思うので。

そんなわけで以前の小川糸さん作品、なんだか合わなかった・・という人も、この本は面白いと思えるかもしれません。

舞台が鎌倉なのですが、たまたま少し前に鎌倉の街を歩いてきて、お話に出てくる『レンバイ』も『オクシロモン*』も見てきたところだったので、なんだか物語の臨場感が増して感じられました。
*『オクシモロン』ですよ~、と勘違いを訂正していただきました。『頑固もん』とかみたいな言葉かと思っていた^^;
オクシモロン(oxymoron)=撞着語法 「明るい闇」「賢明な愚者」みたいに意味の矛盾する語句を並べる修辞法 だそうです。

他にも美味しそうなお店がいくつも出てきたので、案外鎌倉案内本としても役に立つかも?




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# by vitablommor | 2017-03-21 10:16 | 本・CD・DVD | Comments(2)

ひとまず

1年半続けた帽子教室通い、昨日をもってひとまず終了となりました。
今まで教えてくださっていた先生が定年退職されることになり、教室自体が終了となってしまったからです。

春からはまた別の先生が帽子講座を開講されるのですが、あくまで初心者対象の初級クラスとなるということで、悩みましたが私はこれで一旦教室通いをストップして、今まで教わったことをもとに、自分なりに色々作っていってみようと決めました。
わからないこと、先生に聞きたいことはまだまだたくさんあるのだけれど。


ま、体験教室なんかを利用するという手もあるしね♪
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ということで、画像は先日行ってきた帽子作り体験教室のもの。
夏帽体の帽子作りの復習を兼ねて・・と思って参加したのですが、教室が変わればやり方も変わる(部分もある)。
勉強になりました。
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# by vitablommor | 2017-03-16 12:06 | 帽子 | Comments(0)

故郷

全国的にもそうかと思いますが、私の暮らす静岡県では今月初旬に公立高校の入試が行われました。
受験生のみなさんとその親御さん、お疲れ様でした。合格発表は来週ですね。みなさんにとって一番いい結果が届くことをお祈りしております。

さて、その入試の恩恵?を受けて高校生はプレ春休みのような試験休みの期間がありましたので、この期間を利用してコドモと一緒に故郷に帰省してきました。

帰省初日、空港からレンタカーを借りて家路を急ぐ途中の夕日
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そこに暮らしていた頃は、海に夕日が沈むのなんて別に普通、って思っていましたが、久しぶりに見るとその光景は予想外に素晴らしく、思わず路肩に車を停めてシャッターを切りました。
写真が下手で見たままの景色よりぼやっとしてしまっていますが、実際はもっと綺麗なオレンジ色の光の道が海面にくっきりと伸びていて、本当に美しい瞬間でした。


翌日の昼間の風景。なんだか夏っぽい。街中を流れる水路でラムネを冷やしている小さいお店
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竜馬の作った日本最初の商社『亀山社中』にも行ってきました(初めて行った)。
近くにはブロンズの竜馬のブーツがあって、足を入れて記念写真を取れるようになっています。
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竜馬さんのブーツがサイドゴアブーツだったって知ってました?私は初めて知りました。

亀山社中から坂を下ってちょっと行ったところにあるのが有名な眼鏡橋
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・・・なんですが、斜めから撮ったらメガネが不完全だ。しもたー。


久しぶりの帰省を満喫しました。

最後にちょっと長崎らしいものも食べておこうと思って帰りの空港でミルクセーキを食べて、静岡に戻ってきました。
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長崎のミルクセーキは飲み物ではなく食べ物なんですよ。

ちなみにちゃんぽんはリンガーハットで食べましたよ。うまし。



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# by vitablommor | 2017-03-08 09:27 | おでかけ | Comments(4)

読書・今月のベスト1

昭和の未解決事件『グリコ・森永事件』をリアルタイムで知っている世代です。
その当時子どもだったので、犯人の「かい人21面相」からの挑戦状がなんだか面白くて、不謹慎ですがドラマを見ているような感じで、わくわくしながら事件の推移を見守っていたように記憶しています。
グリコの社長誘拐や、青酸ソーダ入りの菓子をばらまくなどの無差別殺人未遂事件、これによる食品メーカーへの脅迫など、一連の犯行は卑劣で許しがたいものであるにもかかわらず、関西弁で警察をからかったりコケにしたりしながら煙に巻く様子が、どこかユーモラスな印象を与えていました。

さて、40代以上の人ならご記憶でしょうが、この事件では子どもの声が録音されたテープが、犯人からの現金受け渡しの指示に使われたことがあり、その点でも世間を騒がせました。
表題の『罪の声』とはその声のことです。

物語は事件が完全時効を迎えた後、京都でテーラーをしている主人公が、母親の部屋で『The G.M. case』と書かれたノートと、幼い自分の声が吹き込まれた脅迫テープを見つけるところから始まります。


私はこの本を読むまであの子どもの声については忘れていたのですが、あの時、テープに声を吹き込んだ子どもたちは、今、30代後半~40代くらいのはず。
今、どうしているんだろう。あの事件のあと、どういう人生を送ったことだろう。どういう経緯であのテープに声を吹き込んだのか。そして、あの事件と自分との関わりを理解しているのだろうか。


この物語はあくまでフィクションではありますが、綿密な取材がされているためもあり、細部にわたって実にリアルで、この中に真実があるのではないかと思ってしまうほどです。


2月に読んだ本の中で、ベスト1でした。
あの事件をリアルタイムで知っている方たちには特におすすめです。



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# by vitablommor | 2017-02-27 15:19 | 本・CD・DVD | Comments(0)

コサージュや布雑貨の製作、販売をしています。 


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