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ウィルス感染詐欺にご注意

きのうのこと。

久しぶりに自分のブラウスを作ろうかな~、と思ったのです。
ずっと前に買って放置していた型紙があったので。
で、これはどんな生地でつくればいいかな?柄物で作ったらどんな印象になるかな?なんて考えていて、その型紙屋さんのbbsで皆さんの作られている作品を見て参考にしようと思いついたのですよ。
いろんな方の作品を見て、ふんふん、と思いつつ、気になった方のHPやブログにはリンクで飛んでみたりしていましたら、なんと。
ある方のブログの記事を開いたとたんに女性の声でメッセージがながれ、ダイアログボックスが開きました。

このコンピューターがウィルスに感染しました。

ギョッとしてボックスの中の文章を読むと、このコンピューターはウィルス感染したので、このままだと住所氏名やクレジット番号など、PC内のあなたの個人情報がダダ漏れになる。などの文言が書かれ、最後に、これに対応するために

ただちに下記の番号に電話してください。

あ、詐欺だな、と直感したのですが、そのダイアログボックスを閉じようとしても閉じられないのですよ。
ええー?なんで?と、思いつつ、もうブラウザごと閉じようと右上の×印をクリックしたのですがそれもダメで。
結構焦りました。

ま、なんとかかんとか閉じて、「ウィルス感染 詐欺」で検索すると同様のメッセージ(女性の声付き)による詐欺の手口がやっぱりネット上に報告されておりました。
書かれている電話番号に電話すると、ウィルス対策のためと言われて(本当は意味のない)ソフトを高額で買わされるらしいです。
ネット初心者や高齢者などの不安をかきたて、不安につけこんでお金をせしめようとする詐欺の手口。
そのメッセージ自体にウィルスが仕込まれているわけではないので、PC内のウィルス対策ソフトにも引っかからないみたいです。

ほーんとびっくりして、不愉快な気持ちになりました(´Д`|||)

ネットは便利だけれど、嫌なこともありますね。

みなさまもご注意くださいね。





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by vitablommor | 2016-07-28 09:54 | ひとりごと・日常 | Comments(0)

ハンカチをご用意ください

立て続けに本の話になってしまいますが、これ、よかったです。
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深谷かほるさんの『夜廻り猫』

Amazonの「あなたへのおすすめ」に入っていて、表紙の絵がちょっと印象的だったので気になっていたの。
(↑数ページ分「なか見!検索」できるようになっています)
実は本屋さんで別のコミックをさがしていたのですが、こっちを発見したので買ってしまいました。

作者の深谷さんが「仕事でもないのに、ただ書きたいから」、一日一話ずつツイッターに発表していた作品が評判を呼んで書籍化されたようです。
1ページ(8コマ)で1話。
たった8コマのなかに、ドラマが詰まっているんです。
子どもの、大人の、おかあさんの、おとうさんの、猫の、やさしさや懸命さ。それらを見つめて寄り添う『夜廻り猫』の遠藤平蔵のまなざし。
泣ける。。(TーT)

書店での立ち読み、また電車内など人のいるところで読むことはお勧めしません。
泣くから。
お部屋でひとり、ハンカチまたはティッシュの箱をご用意の上、お読みいただくことをお勧めします。



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by vitablommor | 2016-07-27 09:18 | 本・CD・DVD | Comments(0)

買ってしまった

どーーーーーしても、欲しくて。

もう絶版になっていたマンガの中古本を、ネットで買ってしまいました。

定価(当時)の倍以上の価格で、結構長いこと悩んだのですが、最初に見た時より少し値が下がったので思い切って。

そしたらさ。

私が買った翌日に、さらに1000円(!)安い品が出品されていて大ショック(見なきゃよかったのに・・・)
えーん、ひどいよ~(´Д`|||)



まあ何はともあれ無事に届きました。
商品説明になかった表紙の折れや本編ページの汚れがあったけど(前の持ち主さん、チョコアイスを食べながら読んだね…T-T)
まあいい。


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ああ、懐かしい。読みたかったんだ。
セリフやモノローグを憶えちゃうくらい、大好きだった。

最初に読んだときは私もまだ10代で、主人公の狩野に、過剰に感情移入しながら読んだ。
今読んでもまだまだ色褪せない面白さのある作品ではあるけれど、あの時みたいに作中に全身で潜っていくような、溺れるような読み方はもうできない。
まあ、それもそのはず。もう40代。これでも一応、世間に適応できちゃってますから。
この本の読み時は、やっぱり最初に読んだ時くらいの年代なのだろうと思う。

そうはいいつつ、やっぱり、いつまでも好きです。
また手に入ってよかった♡


読み時で言えば、この間ふと思うところあって『トム・ソーヤの冒険』を初めて読んだのですが、これは完全に読み時を外したと思いました(まあ当たり前と言えばそうですけど)。残念でした。
自分がトムより少し幼いか同じ年くらいの時までに読んでおけば、本当にワクワクするお話だったろうに。
もうね、やんちゃがすぎる少年トムに対して、大人の見方しかできませんでした。
「君ねえ、伯母さんに心配ばっかりかけるんじゃないよ~」って思ってしまう。
子どもの頃に一回読んでおけば、大人になって再読したときの印象はきっと違ったな。

私、コドモに対して、ちゃんと読み時に応じた本を手渡せていただろうか、と、ちょっと反省してしまいました。
『トム・ソーヤ』も『ナルニア国』も、読ませたかったな~。



ちなみに漫画と一緒に映っている『本の雑誌』は吉野朔実追悼号です。



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by vitablommor | 2016-07-25 09:57 | 本・CD・DVD | Comments(2)

オーダー 帽子

生地を変え、装飾を変えて何個も作ったシンプルハット
別生地の同じ形のハットをご愛用中のお客様から、2個目をオーダーいただきました。
嬉しくてありがたい♡
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生地は私の在庫布の中から、紺色のリネンをお選びいただきました。
今回の装飾は同色系の紺色のグログランリボンと、soraさんで以前求めたアンティークのボタン

普段、リネンなどの薄くてハリのない生地には芯を貼ってパリッとさせることが多いのですが、なにしろこの暑さ。。。少しでも軽く涼しくかぶっていただけるよう、お客様と相談の上、クラウン部分にはあえて芯を貼らず、くったりした風合いの軽い帽子に仕立てました。


夏は汗をかくので帽子をかぶらないという方もいらっしゃると思いますが、やはり紫外線が強いので、帽子や日傘を使って髪を紫外線ダメージから守ってあげたほうがいいそうです。紫外線によってカラーリングの退色もしやすくなるみたいなので、なるべく気を遣っておいて損はなさそうです。髪の毛バッサバサになると悲しいですからね~。女子中高生のキラッキラのキューティクルの眩しさに、40を過ぎてハッとした私・・・(T^T)
今はスプレータイプの日焼け止めもありますね。あれを髪にシュッとするのもいいそうです。←以上、美容師さんに言われたことでした。



今日、小学生がプチトマトの鉢を持ち帰っているのを見ましたよ。
いよいよ夏休みが始まりますね。
私が子どもの頃、終業式には「2学期が始まる日に、また必ず、全員揃って、ここで会いましょう」とよく言われていた気がします。
あの言葉はきっと祈りだったんだな。
どうかみなさま、安全に気を付けて、今年も楽しい夏をお過ごしくださいね。




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by vitablommor | 2016-07-21 17:41 | 帽子 | Comments(2)

village 三島楽寿園

週末に行われた手創り市のイベント『village』に行ってきました。

事前の情報で護国神社で開催されている静岡手創り市よりも出展者数がかなり少ないことを知っていたので、見るのにもそんなに時間かからないだろうなあと思って午後からは別の予定を入れていたくらいなのですが、これがどうしてなかなか、見応えのあるイベントでした。楽しかったです!

今回一番のお目当てはこちら
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楽寿園内にある「梅御殿」での喫茶「夕顔」

梅御殿は普段は公開されていないそうで、私も入るのは初めて。
どんな風なんだろう?とわくわくしながら入りました。
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この日はちょうど曇りで風もよく抜けて、気持ちのいい、居心地のいい空間でした。

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メニューは水出し緑茶つきの豆かんのみ
出展作家さんの器でいただく豆かんはボリュームたっぷりで、上品な甘さでとっても美味しかったです。まさに甘露。


『梅御殿』っていうから、お庭には梅の木があるのだろうと勝手に想像していましたが見つけられず、どうして梅御殿なんだろうね?って友達と話していたのですが、その後聞いた説明によれば、床柱に梅の木が使ってあるから梅御殿なんだそうです。
ちなみに梅御殿の奥には、桜御殿や紅葉御殿もあるらしい。
もともと楽寿園は、宮家の三島別邸だったのだそうで、今でも一部の施設は見学できるようになっています。こちらもなかなか見応えありでした(無料。ガイドさんつき。というよりガイドさんなしでの見学は不可です)。おすすめです。


食べ物と梅御殿の写真はしっかり撮ったのですが、他のお店の写真は撮り忘れてしまいました。
静岡手創り市でも常連になっている出展者さんもありましたが、今回初めて見る個性的なお店もいっぱいあったのになあ。。。
中でもアロマキャンドルのお店ドライフラワーのお店 に釘付け。ドライフラワーを樹脂で固めたピアスを買いました。
買ったはいいけど最近ピアスホールの調子が悪くてしばらくピアスはお休みです(´Д`|||)
地元の帽子作家さんtef-tefさん(帽子以外も色々作られています。どれもピシッとした美しい仕上がり!)の帽子のお店も素敵でした。ボンネ可愛かったな~。


次回開催はあるのでしょうか?
あったらまた行きたいです。地元でこういうイベントって本当に嬉しい。主催者の方たちに感謝です。



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by vitablommor | 2016-07-19 09:00 | おでかけ | Comments(0)

怖い話

スタンフォード監獄実験と聞いてピンとこない人も、「囚人と看守の実験」と言ったら聞いたことがあるなあと思うのではないでしょうか?
集まった人たち(バイトで集められた)を囚人役と看守役に分け、数日間それぞれの役割を演じさせるというもの。2週間の予定だったものが、看守役による囚人役への度を越した虐待が行われるようになったため、急きょ6日間で中止されたそう。
人はその役割「らしい」ふるまいをするようになる、という実験なんだそうです。
ちなみに看守役は6日で中止が言い渡されると「話が違う」と言って続行を望んだと言います。ゾッとします。

もう一つ有名なのはミルグラム実験。これは権威者への服従実験。
偽の電気椅子に座った役者Aが見える別室で、被験者が教授(これも役者)の命令で、電気ショックを与えるボタンを押すように言われる。ボタンを押すと役者Aは電気ショックで苦しむ演技をする。回数が増すにつれて、役者の苦痛を訴える声は大きくなり、「やめてくれ」「逃がしてくれ」などと訴えるが、教授はかまわずボタンを押すように命令する。見ず知らずの相手に対し、死ぬかもしれないほどの電気ショックを与える危険性を認識しながらも、被験者の実に65%が権威者の命令に従い続けたそうです。
人は簡単に権威に服従する、ということを証明してしまった実験。寒気がします。

これ、どちらも被験者となった人たちの心に深い傷を残し(当然ですね)、邪悪な実験と言われて問題視される一方で、人々の興味を掻き立て、テレビで取り上げられたり、映画になったりもしているようです。


なんでいきなりこんな話をしているかというと、スウェーデン教育放送製作の『独裁者の部屋』(次回放送は17日0:00~)が、えらくコワオモシロそうだと思ったからです。

施設に集められた10~20代の男女が、絶対的な権力を持つ「独裁者」のもとで8日間をすごしたらどうなるか?を実験したリアリティーショー。日本でリアリティーショーと言ったら男女の恋愛ものオンリーって感じだけど、海外はこういうものを作ったりするんですね。まあ日本でこれやろうとしたらすごく問題視されそうな気はします。

閉ざされた施設で外出禁止、携帯、パソコンなし。衣類以外の荷物は没収。互いに監視し、労働を義務付けられ、自由を奪われた状況での8日間。勝者には日本円にして約150万円の賞金が与えられることになっているが、そもそも何をどうすれば勝ちなのかは明かされない。。。

すでに4話まで放送済みなのですが、自由を奪われた非民主主義社会を実験的に作ることで民主主義とは何かを問う、というこの番組、今からでも見る価値ありそうですよ。ええ、実は私もまだ見ていないんですけど。エキサイトのレビュー記事、エキレビ!を読んだら、ゾッとしながらも興味を掻き立てられてしまいました。


2015年のJAPAN PRIZE 青少年向けカテゴリー最優秀賞作品だそうです。











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by vitablommor | 2016-07-15 17:28 | テレビビュー | Comments(0)

作図

昨秋から通っている帽子教室、昨日で夏休み前の授業が終わりました。
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学校の前に建っている『叡智と慈愛の女神像』 よく見ると服やマントの細かい柄が美しい。さすが服飾系専門学校の正面にあるだけのことはあります。
後ろの方に映っている大きな幕には、ファッション系専門学校ランキングで2015年度世界第2位に選ばれた、ということが誇らかに書いてあります。世界ランキングの1位から5位までの間に入ったアジアの学校はここが唯一(あとの4つはアメリカとイギリス)。ということで、アジア圏から留学している学生さんも多いようです(韓国語や中国語をよく耳にします)。


さて、教室では、布帽子(クロシェ)の作図を勉強中。自分サイズで作った型紙をもとに、これから布で帽子を作ります。
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実はこの作図ができるようになりたいというのが帽子教室に通う一番の目的だったので、ようやく・・といったところ。
さて、ちゃんとした形になるでしょうか。

できればクロシェ以外の作図も習いたいなあ・・・
教科書にあった『cosθ』の使い方がようやくわかったので、夏休み中に自力で色々チャレンジしてみるつもりです。

夏が明けて、9月の授業が終わると1年間のプログラムが終了します。
あと少し、できるだけたくさんのことを吸収できるように、錆びかけた脳をフル回転させて欲深くがんばります^ー^





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by vitablommor | 2016-07-14 12:49 | 帽子 | Comments(0)

古着セール

清水町の生地屋さん、オゥフィルドゥロウさんで、本日より3日間、古着セールが開催されますよ~。
年に1~2回、夏と冬に開催されていますが、私も何度か行きましたが、結構掘り出し物に出会えています。(もちろん出会えなかった時もありますが^^;)
カスタニエールのサンダル(未使用なのに3000円だった!)とか、アバハウスのメンズコート(こちらもほぼ新品だった)とか、本当に大当たりで、その後大活躍しました。
今回はどんなものに出会えるのか、わくわくです。

お時間ある方はぜひ~。


ちなみに三島のおいしいお菓子屋さん、tentさんも、本日が7月1回目のオープン日ですよ。

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by vitablommor | 2016-07-14 08:21 | お知らせ | Comments(0)

コサージュ オーダー編

オーダーいただいていたコサージュがやっと完成しました。

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テーマカラーはグレーとゴールド、ということでしたので、濃淡2色のグレーを小花と葉っぱに、ゴールドは(ほとんど目立ちませんが)小花の花芯に入れた真鍮ビーズと、weekend booksさんのイベント『真夏の夜の夢Ⅱ~パリのマリア~』で手に入れたヴィンテージ(アンティーク?年代はよくわかりません)の葉っぱ型アクセサリーパーツで取り入れました。
メインの薔薇はグレーに少しだけパープルを加えた染液で染めたのですが、素材(シルク)との相性もあってパープルの方が強めに出ています。グレイッシュパープルと言うやつですね。
華やかなシーンでのご利用とのことでしたので、あまりグレーばかりになるのも・・・?というこちらの判断でこの色に(完成前にご相談してご了承をいただいております)

こんな感じで、テーマカラーとご使用シーンをご指定いただいてのオーダーも承っております。
ま、夏はあまりコサージュの需要ってないみたいですけどね^^;



コサージュのオーダーについては、こちらの記事をご参照くださいませ。



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by vitablommor | 2016-07-12 09:12 | コサージュ | Comments(0)

荷物は自分で持つ

高校の時、社会の選択科目に世界史を選んでいましたが、成績は壊滅的でした。
4択のみの試験で百点満点中25点をたたき出した高3の冬。(ちなみに進学希望の文系でした)
唯一今でも記憶に残っているのが『カノッサの屈辱』
でも細かい経緯は忘れてしまっています。
私が憶えているのは、そのあと教皇が憤死した、ということだけ。
だって『憤死』って、すごくないですか?!『憤り死す』!

私の頭の中に、怒りのあまり顔を真っ赤にした教皇が、頭から湯気を出しながらそのままばったんと後ろに倒れて死ぬ様が思い浮かびました。漫画チックな図として。
というわけで私のなかで世界史の『憤死』のエピソードは衝撃的で印象的だったのですが、最近の教科書では『憤死』とは書かれず『失意の中で死去』となっているらしいです。あら~・・・

ま、だからなんだって話でもないのですが、『憤死』という言葉が、昨夜ふと頭に浮かんだもので。。。


最近読んだ本、伊坂幸太郎さんの『火星に住むつもりかい?』

火星に住むつもりかい?

伊坂 幸太郎/光文社

図書館で運よく借りられたので読みました。
国の安全と平和を守り犯罪を未然に防ぐため、住民が互いに監視し「危険人物」を密告する(容疑なんて後付け)。それにより「平和警察」に連行されたものは、取り調べと言う名の苛烈な拷問の末、身に覚えのない「罪」を自白させられ、多くの市民の目の前で、ギロチン処刑されるという新制度が敷かれた架空の日本の話。
『ゴールデンスランバー』でも見られた、公権力が暴走したときの怖さを、そしてそれに心ならずも?一人で対峙することになった男の話を、見事な娯楽小説に仕立てています。

面白かったけど読んでいてすごく怖かった。特に前半は。

公権力が暴走する怖さ
「群衆」になった時の、「善良な一般市民」が人間性を失う怖さ

どっちがより怖いかな?・・・と考えて、人が自分の考えや行動に自分で責任を持たなくなったときの怖さ、という点ではどちらも同じなんだなと気づきました。
”組織”とか”権力”とか、あるいは”みんなの考え”といったものに自分を預けてしまうことで、何の責任も負わない、何も考えない、となった時に、集団が、人が、知らん顔して狂っていく怖さ。
仮にその異常さに気づいたとしても「それは私のせいじゃない」「だって上司の命令だから」「だってみんながそうしてたから」。。。

・・・なんて恐ろしいんでしょう。

人が個であること、他のだれでもない「私」として考え、動くことの大切さを痛感させられます。


私の好きな『papa told me』でも、こんな会話がでてきます。
「プライドっていうのは、自分が一番だってえらそうにすることでも、傲慢な態度をとることでもなくて
たとえば知世が何10億の人達のなかで他ならぬ知世であるために必要なものだと思うんだ」
「IDカードみたいな?」
「そうだな、でももっと重たい。旅行カバンのようなものかな。すべての人があらかじめ必ず一つずつ持ってる。
型はそれぞれ違ってても重さはみんな同じなんだ。
女のコも男のコも 大人も子供も」

「持って歩くのはなかなか大変だ。
だからこんなものは邪魔だと思ったら捨ててしまってもいいわけだ。
それがその人の意志ならね」

「でも中にはとんでもないバカなおせっかいがいる
『君は小さな女の子だから こんな重いカバンなんかもっちゃいけないんだよ。必要ないんだよ』なんて言う奴だ」

「それからみんなのカバンをまとめて持ってあげようと言う人も出てくる。大きな一つの荷物にしてしまおうってね。それはらくちんだけど、とても怖いことだ。どこに運ばれるかわからないんだから。やっぱり自分のカバンは、自分ひとりで持たなきゃならないんだ」
-『papa told me』 episode95 より




不安な時代です。
重いカバンは誰かに預けてしまった方が気分的にはきっとらくちん。
でも、その大きな荷物の行く先がどこなのか、そこに否応なく引きずられる怖さを想像すると、重さで腕が疲れても泣きながらでも、自分の荷物は自分で抱えていくしかないんだと思います。
そうして自分の荷物を自分で持っている者同士だけが、ようやく人としてのつながりを持てるし、まともな意見のやりとりができるのだと思います。
自戒をこめて。




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by vitablommor | 2016-07-11 09:26 | 本・CD・DVD | Comments(2)

コサージュや布雑貨の製作、販売をしています。 


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