カテゴリ:本・CD・DVD( 117 )

ユートピア中学校

久しぶりに本を買いました。
インスタグラムでフォローしている方の本です。
最近、インスタでイラストや漫画を投稿して人気になった方が本を出すパターン多いですね~。

こちらは、中学で美術の先生をされている著者のイトウさんが、学校での周りの人たち(中学生や先生方)との日常を切り取って1ページ漫画として投稿していたものがまとめられています。
イトウ先生の高校時代を描いた描き下ろしマンガもあります。

読んでいて笑ったり、ほっこりしたり。ものすごくいいんです。

あれ~?中学生ってこんなにかわいいんだっけ?
先生ってこんなに生徒思いで、生徒の個性をよく見ているものなんだっけ?

この中学が特別なのか、イトウ先生のフィルターを通していいところだけ描いてあるのか、
こんな学校なら誰だってきっと通いたいと思うような、楽しげで温かな日常がキラキラしていて、
子どもたちも、同僚の先生方も、みんな素敵でやさしくてかわいらしくて愛おしいんです。

いいな~。こんな先生いたらよかったな~。
こんな中学だったらよかったな~。。。


私は、絵を描くのは小さいころから好きだったけど、中学の美術の授業は嫌いでした。
正直、先生が嫌いだったから。
先生のアドバイス(ほとんど命令)通りに修正を重ねた絵は、ちょいちょい優秀作品扱いで廊下に貼りだされていたけど、自分では好きではなくて、返却された作品はただのゴミ。その日のうちに教室のゴミ箱に捨てて帰っていました。

そう。私自信もこの本の中学生とは違って、全然かわいくない子どもだったのでした。

・・・変な記憶が蘇ってしまった・・・・(´Д`|||)


わたし自身の中学時代の現実とは大分乖離がありますが、それでも中学生あるあるっぽい感じが懐かしかったり、先生が中学生を見つめる目線がとても優しかったりでじわじわ温かな気持ちになれる本でした。


インスタではこの方のジブリイラストもとてもいいんですよ。





[PR]
by vitablommor | 2017-06-26 09:52 | 本・CD・DVD | Comments(0)

海街新刊

スローペースで刊行中の『海街diary』
新刊『恋と巡礼』が発売になっていたので買って読みました。今回もよかったー(以下ネタバレあります)

海街diary 8 恋と巡礼 (フラワーコミックス)

吉田 秋生/小学館

来春には家を出て静岡の高校に進学することが決まっている四女のすず。加えて今巻では三女のチカが結婚し、来年、夫であるアフロ店長がエベレストから戻ってきたら家を出ていくことが決まりました。四姉妹での生活が徐々に終わりに近づいていきます。あと数回で完結だろうか。寂しい。。。

回を増すごとに、次女佳乃の存在感が大きくなるなあと思いながら読んでいますが、今回もよっちゃんがなかなか深いこと言ってます。
山猫亭の福田さんやお寺のノエル住職も相変わらずいい。

家族とでも家族以外の人とでも、思いやりや優しさをもって向き合ってご縁を繋いでいくことの大切さ、かけがえのなさを、読んでいるとしみじみと感じます。


私事ですが、うちのコドモも来年になったら家を出ていくかもしれないという時期にきました。
小さいころは子どもがいる故の不自由さにあっぷあっぷしていて「早く大きくなってー。手を離れて~!」と思っていたと言うのに、勝手なものでもうすぐ手を離れると思うとかーなーりーーーー寂しい^^; 

でも自分が大学進学で家を出る時には私はもう大ニコニコで、長期休みにも滅多に帰省せずのまま今に至っているので、まあ因果は巡るってやつですね。

転機にはだれでも不安で心がざわざわするけれど、それを乗り越えていけるだけのたくましさは、誰もがちゃんと持っていると信じたい。
海街のみんなも、私や周りのみんなも。


早くも続きが気になりますが、あまりさくさく時間が進んでほしくないな~、もっと長く読んでいたいな~と思う、鎌倉の物語。
未読の方はぜひ。おすすめです。



[PR]
by vitablommor | 2017-04-13 09:19 | 本・CD・DVD | Comments(0)

素直に正直に

この時期になったらもう帽子の製作過程や出来上がった作品をどんどんアップして行って『5月のイベント、きてくださいね』のアピールをしていかねばならぬと思ってないわけじゃないのですが、ひとまず今日も自分以外の人の話を書かせてください。

星野源が好きなので買いました。『いのちの車窓から』

いのちの車窓から

星野 源/KADOKAWA

ダヴィンチで連載中のエッセイの書籍化。連載は現在も継続中だそうです。

以前から、源ちゃんのエッセイはいいなあと思っていましたが、今回の本もよかったです。
文章は飾り気がなくシンプルで、特別なことばかり書いてあるわけじゃないけれど、その時々の思い、目にした風景、出会った人々のことがまっすぐに正直に書かれていて、読み心地の良い本でした。

飾らず、素直に、自分に正直に。

そういう文章の、ひいては生き方の姿勢は、実は学生時代に聞いていた『コサキンDEワァオ』というラジオ番組を通して、DJの小堺さんと関根さんの姿勢から受け取ったものなのだそう。

私はそのラジオ番組は聞いたことが無いけれど、確かにコサキンお二人のお人柄はその通りに見えますし、源ちゃんの人柄も、きっとそんな感じなんだろうなあ、だからいろんな人に好かれているんだろうなあと文章を読んで感じました。


実は、自分自身の近年のテーマが「正直に」です。

昔から「助けて」「手伝って」が言えない性格で、無理して一人で頑張りがちでした。
人に手伝ってもらった方が何倍も効率がよかったり、いいものができたりしただろうに。
そして、実は断り下手でした。どこかでいい人に思われたかったり、嫌われたくないと思ったりしていたのでしょう。
でもそう思ってもらえていたのかどうかなんてわかりません。もしかしたら私のそういう損得勘定を見抜かれて、かえってなんとなく信用できないとさえ思われていたかもしれません。
なのに、なんだか無理したり我慢したりして内心もやもやをため込んだり、それを見ないふりをしたり、そんなのばっかり長年続けてきたわけですが。

そういうの、もうやめたいわー、って思って。
無駄な頑張りや我慢は、結局誰のためにもならないし。
基本、私は面倒くさがりなので、もう色々シンプルなのがいいんです。
「私のことを嫌うなら嫌うがいいさ!」っていうような尖がった感じじゃなくて^^;
できれば人に好かれたいし、人を好きでいたい。
好きな人が困っていたら何かしてあげたいとは思うけど、そこで無理はしない。
そこに変な罪悪感を抱かないで、どう思われたいとかの欲をかかないで、素のままの自分にOKを出したい。

星野源ちゃんは私よりだいぶ年下ですが、そういったことへの答えを、もう持っているように感じました。

素敵な本でした。



[PR]
by vitablommor | 2017-04-04 10:04 | 本・CD・DVD | Comments(2)

鎌倉本 (訂正あり)

おすすめされて、小川糸さんの『ツバキ文具店』を読んでみました。

ツバキ文具店

小川 糸/幻冬舎

小川糸さん、『食堂かたつむり』を以前読んだことがあります。
映画化されるなど評価の高い話題作でしたが、私にはあんまりピンとこなくて(ファンの方すみません、個人の感想です)、それ以来、小川糸さんの作品に触れることはありませんでした。

本作も『食堂かたつむり』も、自分をあまり愛してくれなかった(と本人は思っている)亡くなった祖母(『食堂・・』では母)に恨みやわだかまりを残しつつ、諸事情で実家に戻ってお店をオープンした主人公の女性が、自分の仕事でお客さんに幸せを提供していきながら、そのことで自分の生き方に自信をつけると同時に心の傷も癒されていき、また徐々に祖母(母)の内面(自分が愛されていたということも)を知っていくというお話。テーマとしてはほぼ同じと言えると思います。

でも『ツバキ文具店』は私にも面白かった。

どこが違うのかな~?と考えたのですが、それをつらつら書いてもなんだか『食堂・・』の方をディスってる感じになってしまうのでやめておきます。単なる好みの問題でもあると思うので。

そんなわけで以前の小川糸さん作品、なんだか合わなかった・・という人も、この本は面白いと思えるかもしれません。

舞台が鎌倉なのですが、たまたま少し前に鎌倉の街を歩いてきて、お話に出てくる『レンバイ』も『オクシロモン*』も見てきたところだったので、なんだか物語の臨場感が増して感じられました。
*『オクシモロン』ですよ~、と勘違いを訂正していただきました。『頑固もん』とかみたいな言葉かと思っていた^^;
オクシモロン(oxymoron)=撞着語法 「明るい闇」「賢明な愚者」みたいに意味の矛盾する語句を並べる修辞法 だそうです。

他にも美味しそうなお店がいくつも出てきたので、案外鎌倉案内本としても役に立つかも?




[PR]
by vitablommor | 2017-03-21 10:16 | 本・CD・DVD | Comments(2)

読書・今月のベスト1

昭和の未解決事件『グリコ・森永事件』をリアルタイムで知っている世代です。
その当時子どもだったので、犯人の「かい人21面相」からの挑戦状がなんだか面白くて、不謹慎ですがドラマを見ているような感じで、わくわくしながら事件の推移を見守っていたように記憶しています。
グリコの社長誘拐や、青酸ソーダ入りの菓子をばらまくなどの無差別殺人未遂事件、これによる食品メーカーへの脅迫など、一連の犯行は卑劣で許しがたいものであるにもかかわらず、関西弁で警察をからかったりコケにしたりしながら煙に巻く様子が、どこかユーモラスな印象を与えていました。

さて、40代以上の人ならご記憶でしょうが、この事件では子どもの声が録音されたテープが、犯人からの現金受け渡しの指示に使われたことがあり、その点でも世間を騒がせました。
表題の『罪の声』とはその声のことです。

物語は事件が完全時効を迎えた後、京都でテーラーをしている主人公が、母親の部屋で『The G.M. case』と書かれたノートと、幼い自分の声が吹き込まれた脅迫テープを見つけるところから始まります。


私はこの本を読むまであの子どもの声については忘れていたのですが、あの時、テープに声を吹き込んだ子どもたちは、今、30代後半~40代くらいのはず。
今、どうしているんだろう。あの事件のあと、どういう人生を送ったことだろう。どういう経緯であのテープに声を吹き込んだのか。そして、あの事件と自分との関わりを理解しているのだろうか。


この物語はあくまでフィクションではありますが、綿密な取材がされているためもあり、細部にわたって実にリアルで、この中に真実があるのではないかと思ってしまうほどです。


2月に読んだ本の中で、ベスト1でした。
あの事件をリアルタイムで知っている方たちには特におすすめです。



[PR]
by vitablommor | 2017-02-27 15:19 | 本・CD・DVD | Comments(0)

この世界にアイは存在する

先月読んだ西加奈子さんの『i(アイ)』がものすごくよかったです。本屋大賞にノミネートもされているようですね。

i(アイ)

西 加奈子/ポプラ社

シリア生まれで、幼少期に養子縁組によってアメリカ人の父と日本人の母に引き取られ、小学校までをアメリカ、その後を日本で暮らすことになった主人公『アイ』が、自分自身を掴みとり、抱きしめることができるようになるまでの物語。

世界に起こったさまざまな悲劇的なニュースと、そこで生きる、あるいは死んでしまった人たちのことを思うと、自分が今ここでぬくぬくと生きていることにうっすら罪悪感を覚えるという人は少なからずいると思います。6年前の東日本大震災のときなんて、被災地以外の日本中の人たちがそんな感じになってましたよね。
もちろん募金とかもするんだけど、そこで罪悪感を持ってしまうような人って多分、募金しながらも「現地に行って何か手伝ったりはしないくせに、少しばかり募金することでいいことした気になろうとしてるんじゃない?それってすごく傲慢なんじゃない?」なんて自問してしまうんですよね。・・・ってそれは私です。

シリア生まれでありながらアメリカ国籍を持ち、裕福なアメリカの家庭で育ちつつ、両親によって幼い時から自分の出自を知らされていたアイは、小さいころから、自分の恵まれた境遇に対して罪悪感を抱え続けて生きています。
そして、自身は何不自由のない暮らしをしながらそんな罪悪感を抱くことが傲慢だとも思っていて、両親に対しては内面の孤独を隠して幸福そうにしていなければならないとか秘かに気兼ねしていて、もうなんだか色々ずーっとがんじがらめ。

なんだか、わかる。いや、わかんないけど。本当はそんなのわかるわけもないけど。
西さんの文章が巧みなので、主人公の気持ちにすごく寄り添う感じで読み進められて、だから最後にアイが今までの苦悩や葛藤を越えて自分の存在を丸ごと抱きしめられるようになった時のカタルシスがなかなかすごかったです。

1月に読んだ本の中でベスト1
過去に読んだ西加奈子さんの作品のなかでも、これはベスト3に入る感じです。1でもいいかも。


あ、思い出した。関係ないんですが、そしてこれはただの鼻持ちならない自慢で親ばかなんですが、先日コドモが通っている高校でビブリオバトルをやったそうで、うちの子、優勝したそうです♡ 勉強でも運動でも、芸術分野でも、何かで優勝とか入賞とか、ほぼしたことないので珍しく嬉しそうにしてて、私も嬉しかったなあ。。。 
ビブリオバトル、やったことも見たこともないけど面白そうですね。

本の紹介から最後に親ばか自慢トークになっちゃって失礼しました。






[PR]
by vitablommor | 2017-02-07 10:37 | 本・CD・DVD | Comments(0)

放ったものが還ってくる

TSUTAYAで本を買ったら、レジでレンタルCD全品半額クーポンが出たので、週末はCDを借りてみました。

友達が「すっごくよかった」と言ってた槙原敬之のニューアルバム
マッキー、特別ファンではないけれど、いい曲が多いし、何気なく聞いていても歌詞にハッとすることがありますよね。
今回のアルバム収録曲の中にもいくつかそういう曲がありました。
10曲目の『信じようが信じまいが』という曲は、ネットで匿名で誹謗中傷を書き込む人たちについて書いた歌で

匿名のマスクを被ったら
わからないって思ってるだろ
でも君が何を思い何をしたか
宇宙に全部刻まれてる
誰かを言葉で傷つけたなら
同じ言葉で傷つけられる
その日が必ずやってくる

というサビのフレーズが印象的でした。
「宇宙に全部刻まれてる」のかー。なるほどね。

私が年を取ったせいかもしれないし、『因果応報』なんて言葉が昔からあるくらいだから、もともとそういう考え方は日本人(に限らずかな?)の心に浸透しているものなのかもしれないけれど、最近殊に「自分が放ったものが、自分に還ってくる」と感じますし、そういうことを言っている人がいろんなジャンルにここ数年で激増したような気がします。

「悪意には悪意が」「愛には愛が」還ってくる。

どうせなら愛の循環の中にいたいものです。
a0213793_10052327.jpg
素敵なアルバムでした。



[PR]
by vitablommor | 2017-01-24 10:16 | 本・CD・DVD | Comments(0)

面白いことは既に存在している

オウフィルドゥロウさんでの古着市、終了しました。
私の出したリバティ布をお持ち帰りいただいた方、ありがとうございます。どうか素敵に使ってあげてくださいませ。
ファンの多いリバティですが、最近ではリバティをご存じない方もおられるようで、、、一時期の手作りブームとともにリバティブームも一段落というところでしょうか。


さて、布の整理に続いて、「この本タワーはどこまで高くなるんだよっ!」っと家人に言われた本の整理をしました。

レベル0:もうこれ売っちゃおう
レベル1:今後見返すことがあるかもしれないから一応取っておこう
レベル2:すぐには必要じゃないけど必ず見返す時がくる本だから取っておこう
レベル3:買ったけどまだ読んでない本、または頻繁に何度も見返す本だから取りやすい位置に置いておこう

の、4段階に分けまして、本棚に入れたり、、、、え~、、本棚前に積んだりf(^^;しました。(タワー、大分低くなったよ)

今日はそのレベル3に位置した本たちのご紹介です
a0213793_10192144.jpg
右上から時計回りに『ひとりぐらしも神レベル』『ひとりぐらしもプロの域』『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』『半径3メートルのカオス』の4作品
4作品のうちの3作品が、同じ作者さんによるコミックエッセイです。

『ひとりぐらしも神レベル』にあった、作者カマタミワさんの行動指針が

「何か面白いことないかなー」じゃなくて、
「面白いことはすでに存在している。私がそれを見つければいいだけ!」

なのだそうで、この指針は私も採用しようと思っているところです。
意識の持ち方一つで、世界の見え方は変わるものですからね。面白いことを見つける目はギラギラさせていたほうが、きっと面白いことが沢山みつかるはずだな~と、このマンガを読んでると心から納得します。

『ひとりぐらし』シリーズは(といっても2冊)、笑えて面白いだけじゃなく、現在一人暮らしの方や、これから一人暮らしを始める方にもきっと役立つことが沢山書いてあるので、そういう方には特におすすめです。きっと一人暮らしがより楽しくなりますよ。


『最後の秘境 東京藝大~』は、藝大生の奥さまをお持ちの作家さんが書かれた藝大レポ。
読む前はちょっと大げさなタイトルに思えるかもしれませんが、読んでみると確かに、上野駅前にこんな秘境があったか・・・という気分にさせられます。インタビューに出てくる学生さんたちは皆一様に意欲的で、個性的で、しっかりしていたけど、一方でここの学生は年に何人も行方不明になると言うのだから、藝大に入ったものの、並み居る天才たちの前にがっくり挫折してしまう人も多いんだろうなあ。。。
私は芸術には疎い人間ですがそれでも色々面白かったので、音大、美大出身の方が読まれると面白さもまた格別かもしれません。


年末年始はどんな本を読もうかな?
おススメ本、ぜひ教えてください。








[PR]
by vitablommor | 2016-12-12 09:57 | 本・CD・DVD | Comments(0)

読みもの

しばらく封印していた本ネタです。

最近愛読しているコミックエッセイこちら

ひとりぐらしもプロの域。 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

カマタミワ/KADOKAWA

30代独身イラストレーター(漫画家)、一人暮らし歴18年のカマタミワさんによる、一人暮らしあるある漫画。

私は一人暮らしではありませんが、大学進学から結婚するまで10年間一人暮らしをしていましたので、もう「あるあるが溢れて止まらない」(←帯の言葉)のです。
一人暮らしならではの楽しみ、そして一人でなんとかするしかない「体調が悪い時」や「G(あの黒いやつ。台所に出るやつ)との戦いの記録」など、あああああ、わかるぅぅぅ!の連続。

失敗談も赤裸々に描かれていてかなり笑えるのですが、一人暮らし初心者が陥りやすい(と思われる)栄養管理と金銭管理の失敗談と、そこを反省しての乗り切り方(ザツな人でもできる料理や節約テクなど)を見ると、この方はかなり論理的で頭のいい方なんだろうな~と思います。

ちなみにこれから一人暮らしを経験するであろう(進学とかね)コドモに読ませたら、「この人を見習って一人暮らししたら家計簿はちゃんとつけよう」って言ってました。意外な効能!
そして私はこのマンガで、食パンを5分以上レンジにかけるとえらいことになる、と知りました。電磁波おそるべし。

一人暮らし経験者の方には特に、ですが、一人暮らしをしたことのない方にもおすすめです。声出して笑っちゃうくらい面白いので、きっと体にもいい漫画です。(NK細胞活性化)




笑えると言えば、ほぼ日のコンテンツ「秋の連ドラチェック」も声出して笑っちゃうくらい面白い
タイトル通りこの秋スタートの連ドラについての対談(ほぼ雑談)なんだけど、ピカチュウをコロ助と言っちゃう「あやや」さんの暴走トークが面白くてたまりません。
最近あんまりドラマ観ないんだけど、これ読んでると観たくなります。
ちなみに『逃げるは恥だが役に立つ』は観てます。源ちゃ~ん♪




[PR]
by vitablommor | 2016-10-27 09:01 | 本・CD・DVD | Comments(0)

9月スタート(追記あり)

今日から9月ですね。
子どもの頃、9月って嫌いでした。
なんと言っても夏休みが終わって新学期が始まるのが9月ですから。
9月は倦怠感いっぱいでスタートする月、というイメージでした。
しかも残暑の中、連日ほこりっぽいグラウンドで運動会の練習があって。
先生がすごく厳しくて、一体何度体操隊形に開いては戻ったことか。。
遅いとか、列が歪んでるとか、掛け声が小さいとか、連帯責任だとか、
そんな風に怒鳴られては何度も何度もやり直し。それが毎日。
ますます気怠い9月なのでした。

学校を卒業してからの方が、もううんと長いのだから、
いい加減でそんなイメージから脱してもいいはずだと思うのですが、
子どもの頃の印象が濃すぎたのでしょう
今でも9月1日は、気怠くて口の中が変に乾いて、疲れた気分になります。

そんな感じの9月スタートは読書記事から。(長いです)
a0213793_08585133.jpg
夏休みに読んだ本(一部)。

『海辺のカフカ』村上春樹
村上春樹さんの作品に対しては、気になりつつも苦手意識があって、いつも恐る恐る読むのですが、これは読みやすくて面白かったです。これを最初に読んでいたら、この作家さんに対してそんなに苦手意識を抱くことはなかったかもしれません。
15歳の少年「田村カフカ(自称)」の風変りな家出と、小学生の頃にある事故?に遭って一切の記憶と読み書きの能力を失くした代わりに不思議な能力を身につけたおじいさん「ナカタさん」の謎に満ちた旅の話が、絶妙にリンクしながら物語が進んで行きます。
田村少年の話がいつもどちらかといえば陰鬱な超内省的な空気をまとっているのに対して、「ナカタは頭が悪いですから、むずかしいことはわかりません」が口癖のナカタさんの話は、どこかポカンとのんきな感じがして、その章があるからだいぶ楽に読めた気がします。
性的な場面も結構あるのですが、普通に面白かったのでコドモにもすすめたら、面白いって読んでました。

でも。。。実はひとつだけ気になることがあって。。。

村上春樹作品、今まで何作かしか読んだことがないのですが、いつも何か違和感があって。。。その正体が、この作品を読んでみてわかったんです。
それは、出てくる女の人が、なんていうか絶妙に現実感ないっっ!!! という違和感でした。
平たく言えば「こんな女いねーよ!」って突っ込みたくなるのです。それとも私が見たことないだけで、どこかにはいるんでしょうか?こんな女の人。。。

この感覚は何かに似ている・・・と思って、考えたら『タッチ』の『みなみちゃん』を見て感じる感覚に似ていました。(みなみちゃんと村上春樹作品の女性キャラは全然タイプが違いますけどね。)
男性作家の描く理想の女性像、ということなのかな?まあ少女マンガに出てくる男キャラに対して「こんな男いねーよ!」って叫ぶ男性の気持ちを考えたらなんか納得。ではあります。
(このあたりのことについて追記しました。下の「More」クリックで読めます。ご興味のあるかただけどうぞ)

ということは、少女マンガにハマり過ぎた女子が現実で理想の王子様を見つけるのが難しいように、村上春樹作品にハマりすぎた男子が現実の女性に適応できない、という現象が実は起きているのではないか、ちょっと心配です。



「村上春樹をどーいうスタンスで読んだらいいか、正解がわかったよ!」って表紙の女の子が叫んでいる『バーナード嬢曰く。』
書店の棚で偶然みつけて、一体「正解」はなんだろう?と興味を惹かれ、面白そうだな~と思って買ってみました。アタリでした。

「読書家ってかっこいい」って思ってて<読書家ぶりたい>女子高生『バーナード嬢(自称)』が、「いかに読まずして(ラクして)読書家を気取れるか」を研究しまくる漫画なのですが、2巻まで読み進めると、読書家ぶっているうちに本当の読書家(オタク)友達ができて、影響されて結構色々読んでます。紹介される本はSFが多いのですが、どれも面白そうで読んでみたくなります。

ちなみにカバー下の表紙は1巻が新潮文庫の、2巻がハヤカワのパロディになってました。


久世番子さんの『よちよち文藝部』
誰もが「名前だけは知っている」作家や作品についてのエピソードが、『よち文』ならではのツッコミとともに紹介されているのが面白かったです。
日本の近代文学ってほとんど読んだことが無いのですが(この本に載ってて読んだことがあるのは『こころ』と『舞姫』、『人間失格』あとは芥川をいくつかくらい)、そんな私でも楽しく読めました。このマンガだけで読んだ気になって「もう読まなくていいや~」と思ったものもあります。バーナード嬢が如くに。

中原中也のボーラ―ハットをかぶった大きな黒目のかわいらしい少年のような写真、あれ実像と全然違うんですって。なんだか残念。
ゆあーんゆよーんゆやゆよん。。



とりとめもない長い文章におつきあいいただき、ありがとうございました。








More
[PR]
by vitablommor | 2016-09-01 10:35 | 本・CD・DVD | Comments(0)

コサージュや布雑貨の製作、販売をしています。 


by vitablommor
プロフィールを見る