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怖い話

スタンフォード監獄実験と聞いてピンとこない人も、「囚人と看守の実験」と言ったら聞いたことがあるなあと思うのではないでしょうか?
集まった人たち(バイトで集められた)を囚人役と看守役に分け、数日間それぞれの役割を演じさせるというもの。2週間の予定だったものが、看守役による囚人役への度を越した虐待が行われるようになったため、急きょ6日間で中止されたそう。
人はその役割「らしい」ふるまいをするようになる、という実験なんだそうです。
ちなみに看守役は6日で中止が言い渡されると「話が違う」と言って続行を望んだと言います。ゾッとします。

もう一つ有名なのはミルグラム実験。これは権威者への服従実験。
偽の電気椅子に座った役者Aが見える別室で、被験者が教授(これも役者)の命令で、電気ショックを与えるボタンを押すように言われる。ボタンを押すと役者Aは電気ショックで苦しむ演技をする。回数が増すにつれて、役者の苦痛を訴える声は大きくなり、「やめてくれ」「逃がしてくれ」などと訴えるが、教授はかまわずボタンを押すように命令する。見ず知らずの相手に対し、死ぬかもしれないほどの電気ショックを与える危険性を認識しながらも、被験者の実に65%が権威者の命令に従い続けたそうです。
人は簡単に権威に服従する、ということを証明してしまった実験。寒気がします。

これ、どちらも被験者となった人たちの心に深い傷を残し(当然ですね)、邪悪な実験と言われて問題視される一方で、人々の興味を掻き立て、テレビで取り上げられたり、映画になったりもしているようです。


なんでいきなりこんな話をしているかというと、スウェーデン教育放送製作の『独裁者の部屋』(次回放送は17日0:00~)が、えらくコワオモシロそうだと思ったからです。

施設に集められた10~20代の男女が、絶対的な権力を持つ「独裁者」のもとで8日間をすごしたらどうなるか?を実験したリアリティーショー。日本でリアリティーショーと言ったら男女の恋愛ものオンリーって感じだけど、海外はこういうものを作ったりするんですね。まあ日本でこれやろうとしたらすごく問題視されそうな気はします。

閉ざされた施設で外出禁止、携帯、パソコンなし。衣類以外の荷物は没収。互いに監視し、労働を義務付けられ、自由を奪われた状況での8日間。勝者には日本円にして約150万円の賞金が与えられることになっているが、そもそも何をどうすれば勝ちなのかは明かされない。。。

すでに4話まで放送済みなのですが、自由を奪われた非民主主義社会を実験的に作ることで民主主義とは何かを問う、というこの番組、今からでも見る価値ありそうですよ。ええ、実は私もまだ見ていないんですけど。エキサイトのレビュー記事、エキレビ!を読んだら、ゾッとしながらも興味を掻き立てられてしまいました。


2015年のJAPAN PRIZE 青少年向けカテゴリー最優秀賞作品だそうです。











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by vitablommor | 2016-07-15 17:28 | テレビビュー | Comments(0)

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