フェルト帽のこと
2016年 01月 18日
お知らせです。
先日、アップしましたこちらのフェルト帽ですが↓すっごくありがたいことなのですが、こちらは帽子教室で作った習作でして、販売用ではありません。
上の画像だとよくできている風に見えるかと思いますが
やはりいろいろ失敗箇所がありまして、たとえば
これは、工程の途中、細い紐でサイズ元をぎゅっと縛ってサイズを決めるところで、紐の位置が本来の場所からずれてしまっていたため、飾りリボンで隠せない位置に紐の跡が残ってしまっているのです。
「紐の跡は消えないから、紐がずれないように気をつけてね」って先生からは再三言われていたのですが、気が付いたらアレ?でした。
紐がずれるということは、締め方が甘かったということでもあり、そのせいで普段Lサイズの私がかぶってもちょっと大きすぎるサイズになってしまいました(´Д`|||)
やり方を習ったんだから、また作ったらいいんじゃない?と思われるかと思いますが、
フェルト帽を作るには、専用の木型が必要になってきます。
テレビなどで観たことがある方もおられるかと思いますが、こういったフェルトの帽子は、フェルトをスチームで蒸してやわらかくして、熱いうちに木型にぎゅーっと押し付けて形作るのです(工場だとプレス機があってプレスします)。
この木型を、私は持っていませんので、練習してこれからまた作ってみる、ということができません。
木型は、職人さんの手づくりだそうで、1個数万円もする(しかも形によって、またサイズによっていちいち違う木型が必要)ものなので、おいそれとは買えません。残念ですが。
そんなわけでして、blanca*のフェルトハット販売は、残念ながらできません。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
燃えないゴミの日に、山のように木型が捨てられているのを偶然見つける、みたいなミラクルを夢見ています。
でも正直重いし収納場所もないので、レンタルしてあげるよ、と言う人が近くにいると一番助かるなあ~。
by vitablommor
| 2016-01-18 11:00
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